育犬うつのとき知りたかったジャーマンシェパードの成長過程を調べてみました

生後5か月のジャーマンシェパードのスマイルさん

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こんにちは!我が家には元気いっぱいのジャーマンシェパードの女の子「スマイルさん」がいます。彼女のエネルギーに圧倒される毎日…そんな中、気がつけば育犬うつに悩まされるようになっていました。「このしんどさ、いったいいつまで続くんだろう?」と感じた時、「今の成長段階がわかるような目安があれば、もう少し気持ちが楽になるかも」と考えていたことを思い出しました。

そこで今回は、先代のハピネスさんの思い出とともに、ジャーマンシェパードの月齢ごとの成長特徴をまとめてみることにしました。過去の私と同じようにジャーマンシェパードの育犬で悩んでいる方にとって少しでもお役に立てますと幸いです!

目次

生後3か月のジャーマンシェパード:まだまだ赤ちゃん!

生後3か月で我が家にお迎えした頃のスマイルさんは体重が12.4キログラムでまだ毛もフワフワでお耳もポヨンポヨン垂れて小さくて愛らしい姿でした。この時期は何にでも興味津々で、何でも口に入れてしまうので目が離せませんでした。特に噛むのが大好きで家具や柱、床までも大変なことに…!噛んでも大丈夫なおもちゃを5種類以上用意し、家のどこかでゴリゴリと音がしたらすかさずおもちゃを持っていき対策をとっていました。

この頃は簡単なコマンドも少しずつ覚え始めますが、集中力は短いので、遊び感覚で根気よく教えるのがコツみたいです。周りのものに興味津々で、好奇心が強い時期でもあるので、たくさんの経験をさせてあげるといいようです。


 

体の成長

メス:およそ8〜12キロ
オス:およそ10〜14キロ

まだ小柄で、体つきも子犬らしい柔らかさがある。
足が長く見え始め、成犬の骨格が少しずつ見えてくる。

行動の変化

簡単なコマンドを理解し始めるが、集中力は短い。
社会性を学ぶ大切な時期で、特に他の犬や人と接することで社交性が培われる。

社会性の発達


他の犬や人に対して好奇心が強く、怖がらずに接するが驚きやすい面もある。
初めての体験を通じて、さまざまな環境に順応する力が養われる。

健康面の変化


免疫力が発達途中のため、ワクチン接種が重要。栄養バランスの取れた食事が必須。
歯の生え変わりが始まり、噛むことへの興味が増すため、噛む用のおもちゃが必要。

感情表現や行動の変化

甘えん坊で飼い主に対してとても愛情表現が強い。
不安や興奮で吠えることも多く、まだ感情のコントロールが難しい。

生後6か月のジャーマンシェパード:反抗期の入り口…?

スマイルさんが生後6か月を迎えたころ、体重は22キログラムに成長し、少しずつ「大きくなったなぁ」と感じるようになりました。顔つきも引き締まってきて、お耳も立つようになってきました。フワフワだった毛もゴワゴワと硬さを感じるようになりジャーマンシェパードらしい凛々しさが出てきました。

ただ、この頃から「ちょっと言うことを聞かないな」と感じることも増えてきて、この月齢の前後で私は育犬うつになりました…この時期はいわゆる「反抗期」の入り口みたいな感じでしょうか。ですが、甘えん坊な一面もまだまだ健在で、少しでも放っておくと「遊んで!」とやってきます。この時期は、遊びとしつけのバランスが大切みたいですね。家族としっかりコミュニケーションを取って、たっぷり愛情を注いであげています。

体の成長

メス:およそ16〜20キロ
オス:およそ20〜26キロ

子犬特有の柔らかさは減少し、筋肉がつき始める。
耳が立ってくることが多く、ジャーマンシェパードらしい顔つきが見え始める。

この頃、スマイルさんのお耳がなかなか立たないことから矯正で「耳はり」をするかどうか迷ったのですが、展覧会や競技会に出陳することを目的としていなかったのであえて「耳はり」はしませんでした。テープや接着剤を使用するため肌がかぶれたり毛が抜けたりするというリスクもあるようです。スマイルさんは左のお耳がなかなか立ちませんが、それもまたチャームポイントとしてまた、成長の楽しみとしてのんびりみていこうと思っています。

行動の変化

活発で好奇心旺盛。運動量が増え、散歩や遊びでの体力消耗が必要になる。
家の中で走り回る「大運動会」が頻発し、物を破壊することもある。

しつけや学習能力の変化

基本的なコマンドをある程度理解するようになるが、反抗期に入りかける時期でもある。
忍耐力が少しずつ増え、集中したトレーニングが可能になる。

社会性の発達

他の犬や人への興味が強く、積極的に近づきたがるが、縄張り意識が芽生える場合もある。
警戒心が強くなり、環境により吠えることが増えることも。

健康面の変化

骨や関節の成長が進み、関節ケアが必要な時期。栄養バランスの取れた食事が重要。
歯の生え変わりが進み、永久歯が生えそろう。

感情表現や行動の変化

飼い主に甘えつつも独立心が強まり、自分の意思を主張し始める。
さまざまな感情表現が豊かになるが、コントロールが難しいことも。

生後9か月のジャーマンシェパード:もうすぐ成犬?

生後9か月を迎えると、体重も25〜30キロと成犬に近い体格になるようです。先代の「ハピネスさん」の9か月のころの体重は覚えていないのですが、確かに体つきもがっちりして運動量が増え、「走る」「追いかける」といった遊びが大好きでした。特に、お友達のビーグルちゃんとの追いかけっこが本当に楽しそうだったのが思い出されます。確かこのころにハピネスさんを「しつけ教室」に2週間ほど預けてしつけの土台をしてもらった記憶があります。

この月齢は今まで覚えていたはずのコマンドを無視することもあり、「もう反抗期真っ盛りか…」と感じることもしばしばあるようです。でも、そこは未来の平穏な生活のために根気強くしつけを続けないといけないんですね…

体の成長

メス:およそ23〜27キロ
オス:およそ28〜32キロ

成犬に近い体格になるが、まだ成長が続く。
筋肉がさらに発達し、しっかりした体つきが見えてくる。

行動の変化

運動量が増え、長時間の散歩やエネルギー消費が必要になる。
狩猟本能が目覚め、追いかける遊びや周りの動く物に対して反応が強くなる。

しつけや学習能力の変化

しつけが浸透しやすいが、反抗期が出やすい時期。特にコマンド無視や自分勝手な行動が増える。
複雑なコマンドや新しい学習も吸収できるようになる。

社会性の発達

縄張り意識や警戒心が高まり、見知らぬ人や犬に対して吠えることも増える。
他の犬と穏やかに過ごすことを学ぶ大切な時期。

健康面の変化

成長が緩やかになり、体のケアが重要。関節ケアやバランスの取れた食事が引き続き必要。
運動量が増えるため、適切な食事量と栄養が必要。

感情表現や行動の変化

感情表現が豊かになり、飼い主に対する愛情表現が強くなる。
反抗期的な行動も見られ、家族との距離感を試すことがある。

12か月(1歳)を迎えたジャーマンシェパード:頼れるパートナーに成長!

ジャーマンシェパードが1歳を迎えると体重は30〜40キロほど、体つきも成犬そのもので、筋肉がついて凛々しい姿に。これまでの反抗期も少し落ち着き、しつけもほぼ身につくのだとか。ハピネスさんはしつけにあまり手がかからなかったのでこのころにはしっかりコマンドを身に着けていたように思います。スマイルさんもこのころには落ち着いてくれることを祈って…

体の成長

メス:およそ25〜30キロ
オス:およそ30〜36キロ

成犬に近い体型が完成する。
筋肉がしっかりとつき、ジャーマンシェパードらしい引き締まった姿が際立つ。

行動の変化

成犬と同様の運動量が求められ、長時間の散歩や激しい遊びも可能に。
狩猟本能や防衛本能がより明確になることもあり、トレーニングが重要。

しつけや学習能力の変化

しつけが完成に近づき、複雑なコマンドや仕事を覚える能力が十分備わる。
落ち着きが出始めるが、環境により反応しやすい一面もある。

社会性の発達

社会性が完成に近づき、他の犬や人と良好な関係を築く力が強まる。
飼い主との強い信頼関係が構築され、安心感が増す。

健康面の変化

成犬用のバランスの取れた食事に移行する。成長が安定し、体のメンテナンスが重要になる。
骨や関節のケアを継続し、健康維持を重視することが必要。

感情表現や行動の変化

成犬としての安定感が増し、飼い主への愛情が深くなる。
自立心が強まり、頼れるパートナーとしての意識が芽生える。

15か月(1歳3か月)のジャーマンシェパード:心身ともに安定し始める

15か月になると、体もほぼ完成に近づき、体重も35〜40キロくらいの成犬らしい筋肉質な体つきになるようです。落ち着きが増し、指示に従いやすくなるため、散歩中の引っ張りも軽減してくるのだとか。また、遊びにも集中力が増して新しいコマンドも覚えやすくなり、飼い主との信頼関係が深まる時期だそうです。

体の成長

メス:およそ27〜32キロ
オス:およそ32〜38キロ

体格も充実。筋肉がしっかりとつき、力強さが増す。
成犬に近い体型ではあるけれどまだ未完成、少しずつ体の完成度が高まっていく。

行動の変化

落ち着きが出始め、散歩や室内での行動もコントロールが効くようになる。
運動量は多いものの、無理なく抑えることができ、エネルギーの発散がスムーズに。

しつけや学習能力の変化

しつけが定着し、指示に従う姿勢がしっかりしてくる。
新しいトリックやコマンドにも集中力を持って取り組めるようになり、学習意欲も高い。

社会性の発達

他の犬や人との関わりがスムーズで、警戒しすぎずフレンドリーに接することができる。
安定した社会性が身につき、集団の中でも落ち着いていられる。

健康面の変化

成犬の食事に移行し、健康維持を意識したケアが重要。
定期的な健康チェックで、骨や関節のケアも欠かさない。

感情表現や行動の変化

家族に対する愛情表現が豊かになり、飼い主に甘えることが増える。
自信を持って行動する姿が増え、感情も安定し始める。

18か月(1歳6か月)のジャーマンシェパード:成犬としての自覚が芽生える

18か月頃は、防衛本能が出始め、家族や家を守ろうとする意識が強くなる時期。ちょっとした物音にも敏感に反応する頼もしい姿が見られるようです。知らない人や犬に対しては慎重になりますが、飼い主への愛情もさらに深まるようで、信頼関係がさらに強固になるタイミングみたいです。

体の成長

メス:およそ28〜33キロ
オス:およそ34〜40キロ

体型がさらに引き締まり、筋肉が完成形に近づく。
顔つきも大人っぽくなり、ジャーマンシェパードらしい堂々とした姿が際立つ。

行動の変化

家族を守ろうとする意識が強まり、防衛本能が表れることも。
散歩中や家の周りで警戒心を示すが、落ち着きもあり安心して共に行動できる。

しつけや学習能力の変化

しつけがほぼ完成し、飼い主の指示を待って行動する姿勢が安定している。
複雑なトレーニングや、新しい状況に対する順応性も高まる。

社会性の発達

他の犬や見知らぬ人への警戒心が少しずつ増えるが、飼い主の指示で行動を制御可能。
飼い主に安心して従う姿勢が、社交性の成熟度を示している。

健康面の変化

骨や関節がさらに強固になり、運動量も安定してくる。
定期的な運動とバランスの取れた食事で健康を維持することが必要。

感情表現や行動の変化

防衛本能が芽生える一方で、家族への愛情表現も豊か。
家族の安全を守ろうとする姿勢が見られ、頼もしさが増す。

21か月(1歳9か月)のジャーマンシェパード:成犬としての落ち着きと貫禄が漂う

21か月になると、行動に一層の安定感が加わり、他の犬や人にも穏やかに接することができるようになります。特に外での興奮しやすい状況でも、指示を待って冷静に行動する場面が増えるとのこと。この頃には、散歩や運動も楽しむ一方で、家庭内でも落ち着いた存在感を見せるようです。

体の成長

メス:およそ28〜34キロ
オス:およそ34〜42キロ

体格がほぼ完成し、成犬の体型と筋肉が整う。
骨格や筋肉が安定し、見た目にもパワフルで健康的。

行動の変化

興奮しやすい状況でも指示を待ち、冷静に対応する場面が増える。
長時間の散歩やアクティブな遊びも難なくこなし、適度な運動が日常に。

しつけや学習能力の変化

しつけが確立され、複雑なコマンドもスムーズに覚える。
状況判断が優れ、柔軟に対応する能力が身についている。

社会性の発達

他の犬や人と穏やかに接し、社交性が完成形に近づく。
飼い主と信頼関係が深まり、指示を忠実に守りやすくなる。

健康面の変化

体が成熟し、健康維持のための運動が重要。
栄養バランスに配慮した食事と定期的な健康チェックが必要。

感情表現や行動の変化

飼い主への愛情がさらに深まり、表情豊かに接してくれる。
喜怒哀楽が安定し、家庭内でも落ち着いた存在感を放つ。

24か月(2歳)のジャーマンシェパード:完全な成犬、頼れる相棒に!

24か月、ついに成犬としての体格と性格が完成。体も筋肉がしっかりとつき、飼い主の信頼できるパートナーとしての姿が完成する時期だそうです。この頃には、家を守る意識もしっかりと持ちながらも、家族に対しては優しさを見せる場面も多く、穏やかな愛情で家庭を包み込むようになるそうです。

体の成長

メス:およそ28〜34キロ
オス:およそ34〜43キロ

体型が完全に成犬の姿に。筋肉がしっかりし、バランスの取れた体つきに。
成犬としての骨格や筋力が仕上がり、頼れる相棒としての風格が漂う。

行動の変化

ほとんどの場面で冷静に対応でき、指示を忠実に守る。
日常的な散歩や運動を楽しむ一方で、必要な場面では頼れる存在。

しつけや学習能力の変化

成犬としてのしつけが完了し、訓練も習慣化されている。
安定した知識と対応力で、臨機応変に行動できるようになる。

社会性の発達

他の犬や人との付き合い方が完成し、社交的かつ落ち着いた態度で接する。
飼い主を信頼し、冷静に指示を待つ姿勢が頼もしい。

健康面の変化

成犬として健康管理が重要に。栄養バランスや適度な運動で健康を維持。
骨や関節のケアを続け、健康寿命を意識したケアが必要。

感情表現や行動の変化

家族への愛情を深く示し、信頼関係が強化される。
自立心が増し、家族を守る意識を持ちながら、穏やかに過ごす。

まとめ

こうして月齢ごとの成長を調べながら先代のハピネスさんの思い出をたどってみると、育犬うつにはなったもののスマイルさんの一日一日の変化がより一層愛おしく感じられました。ジャーマンシェパードは体も大きくしつけにも根気が必要ですが、それだけ信頼できるパートナーに育ってくれるのが魅力です。お空のハピネスさんも見守ってくれていると思うので家族みんなでしっかりと向き合って、一緒に少しずつ成長していきたいと思います!

もしジャーマンシェパードの成長過程で「こんなことがあったよ!」「こうしたらいいよ!」というアドバイスがありましたらぜひ教えてください^^

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