運動させすぎもNG!?ジャーマンシェパードの適切な運動量と体力の限界を見極めるポイントとは?

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こんにちは!今朝は冷え込みが厳しく、強い風が吹き荒れる中、カラカラと舞い上がる落ち葉がとても印象的でした。そんな中、ジャーマンシェパードのスマイルさんは大興奮!舞い上がる葉っぱを見つけては全力で追いかけ、子犬らしい無限のエネルギーを爆発させていました。お散歩中も終始ハイテンションで、こちらはもうヘトヘトです(笑)。

しかし、ふと疑問に思ったのが、スマイルさんのこの底なしの体力、どこまで続くのだろう?ということ。ジャーマンシェパードから破壊怪獣への変身を阻止すべくたくさん運動させて疲れさせて家では静かに寝てもらうのも一つの方法ですが、「これで逆に体力がどんどんついていっているのでは?」「これ以上体力がついたら将来どうなる?!」という考えが浮かびました。

そこで今回は、「ジャーマンシェパードの適切な運動量と体力の限界を見極めるポイント」について調べてみました!

ジャーマンシェパードの適切な運動量とは?

ジャーマンシェパードは高い運動能力と持久力を持つ犬種で、日々の適切な運動が健康維持に欠かせません。

一般的には、1日2回、各1時間程度の散歩が推奨されてはいるものの、これはあくまで目安であり、個々の性格や年齢、健康状態によって適切な運動量は異なります。

特に成長期の子犬の場合、過度な運動は足腰に負担をかけ、関節の問題を引き起こす可能性があると言われていて、私もブリーダーさんから最初はお散歩時間は10分からはじめて様子を見ながら時間を伸ばしていってくださいと言われました。

1. 子犬の散歩時間(0~12か月)

子犬のジャーマンシェパードは成長途中のため、関節や骨に過剰な負担をかけないように注意が必要です。

  • 生後2~4か月:
    1回の散歩時間は 10~15分程度、1日2~3回を目安に。
    骨や関節が未発達なため、激しい運動は避け、軽い散歩や遊びに留めます。
  • 生後4~6か月:
    1回の散歩時間は 20~30分程度
    散歩は子犬の体力をつけるのに有効ですが、まだ成長期のため無理をさせないようにします。
  • 生後6~12か月:
    1回の散歩時間は 30~40分程度、1日2回を目安に。
    成犬に近づく時期ですが、長時間の運動やアスファルトでの激しい運動は避け、適度な休憩を取りながら行う。

2. 成犬の散歩時間(12か月以降)

成犬のジャーマンシェパードはエネルギーが多いため、運動量をしっかり確保する必要があります。

  • 1回の散歩時間:
    30分~1時間、1日2回が基本。
    ジャーマンシェパードは知的でエネルギッシュな犬種なので、ただ歩くだけでなくドッグランや追いかけっこ、トレーニングを取り入れると◎。
  • 注意点:
    夏場の暑い時間帯は避け、涼しい朝夕に散歩を行う。また、胃捻転のリスクを避けるため、食後2~3時間は運動を控える。

3. 高齢犬(7~8歳以降)の散歩時間

シニア期のジャーマンシェパードは、体力や関節の状態に応じて運動量を調整する。

  • 1回の散歩時間:
    15~30分程度、1日2回。
    散歩を短くしても、楽しさを感じられるよう、スローペースで行う。

11歳でお空に旅立った先代のハピネスさんのシニア期は1回のお散歩で5回休憩していました。体はきつくても最後の最後までお散歩は大好きでした。体がキツそうだからお散歩はしない方が…と考えてしまいがちでしたが、実際に歩けなくても外の空気を嗅ぐ「クン活」だけでも満足していたようです。

体力の限界を見極めるポイント

子犬の特性なのか、ジャーマンシェパードの特性なのか、犬の特性なのかわかりませんが、興味があることに関しては自分の体力を全く考えていないのでは?と思うことが多々あります。先代のハピネスさんの場合は遊びに夢中になりすぎて休憩したかと思ったらいきなり熱中症のような症状が出たことがあり「元気に遊び待っているから安心、ではない!」ということを痛感しました。幸い早急に体を冷やすなどの処置をして事なきを得たからよかったのですが…なので、スマイルさんのように体力底なしのように見える元気いっぱいなジャーマンシェパードでも適切な休憩は必要です。

1. ペースが落ちてくるタイミングを観察する

最初は全力で走り回るスマイルさんも、徐々に動きが遅くなったり、立ち止まる回数が増えたりだんだんとペースダウンする瞬間があります。このタイミングを見逃さず、「そろそろ休憩かな?」と判断しています。まだ遊びたい!と駄々をこねても休憩させています。

2. 呼吸の状態をチェックする

息が荒くなり、舌がだらんと長く垂れている場合は、運動量が過剰である可能性があります。特に暑い日は注意が必要です。我が家の夏場のお散歩はこれを目安に休憩を入れていました。

3. 動きに注意する

歩くスピードが遅くなったり、立ち止まる時間が増えたら、これも疲労のサイン。スマイルさんも落ち葉を追いかけるペースが急にダウンすることがあります。そんなときは5分ほど動かず休憩させています。

座り込んだり、地面に伏せて休もうとしたり、夏場であれば日陰を探す行動が見られたらかなり疲労が溜まっている証拠です。そんな時、我が家ではひとまず安全な場所で休ませて、落ち着いたらお散歩は切り上げてお家でゆっくり休ませてあげるようにしていました。

4. 水分補給の頻度を確認する

頻繁に水を飲みたがる場合は、疲れ以上に体力の消耗が進んでいる可能性があります。適度な水分補給を心がけ個人的には獣医師さんも推奨のペット専用のスポーツドリンク「ペットスエット」がお勧めです。

「ペットスエット」を飲むと、効率的に水分を吸収することができるため
脱水・熱中症予防効果が期待できます。

気温が高い日の散歩や旅行中には「ペットスエット」を携帯し、ペットの熱中症を防ぎましょう。

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適切な運動と休息のバランスを保つために

生後3か月のジャーマンシェパードドッグの「スマイル」さん

お散歩やドッグランでたっぷり運動してパタリと寝てくれるのは嬉しいんだけれど、毎回長時間の運動を続けるとジャーマンシェパードのような犬種はますます体力がついていく可能性も否定できません。そこで、次のような方法でバランスを取るのが良いようです。

1. 知育玩具やトレーニングで頭を使わせる

運動だけでなく、トレーニングや知育玩具を使って頭を使わせることで、エネルギーを効果的に発散させることができます。

2. お散歩ルートを変えて刺激を増やす

いつもと同じお散歩ルートではなく、違う景色や匂いを楽しめる「スニッフィング散歩(クン活散歩)」にすると嗅覚を使うことで、身体以上に精神的な疲労が得られる。

3. 遊びの時間を分割する

一度に疲れさせるよりも、朝と夕方に分けて運動することで、体力をつけすぎることを防ぎます。

最後に

スマイルさんの無限のエネルギーには毎回驚かされますが、その元気の良さは私たちに家族にとって大きな癒しです。ただし、元気だからといって無理をさせるのではなく、適度な運動と休息をバランスよく取り入れることが大切だということが改めて分かりました。みなさんも心地よいバランスでワンちゃんとの運動楽しんでくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!今日もワンちゃんとの素敵な一日になりますように!

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